購入はこちらから!
BOOTH(復刻)電子版(Electric paper: Pdf)
(Overseas shipping is available on BOOTH)
(办理往国外发送的业务)
委託頒布書店でも販売中です(在庫限り)
- 中国鉄道時刻表編集委員会 編
- 中国鉄道時刻研究会 発行
- B5版 白黒 本文526ページ 黒一色刷
- 2019年11月23日発行
- ISSN 2189-082X
販売価格
- 電子書籍: 1250円(税込)
- 即売会: 2000円
- 書店店頭: 2500円(税込)
- 書店通販: 2500円(税込み)+送料
- Amazon.co.jp: 2900円(税・送料込み)
- 通信販売では別途送料がかかることがあります
下記の4ファイルは本時刻表の紹介のために断りなく加工・転載していただけます。
- 表番号総覧 今回掲載している時刻表の一覧表です。時刻表の目次に相当します。本書にどのような路線の時刻が掲載されているか一度にご覧いただけます。
- 新線開業情報 2021春号から新たに開業した主な路線を紹介しています。もちろん、この時刻表ではそれらのすべてについて新時刻を収録しています。
- 時刻表、巻頭巻末解説サンプル 時刻表と巻頭巻末解説のうち一部ページをサンプルとしてPDF形式で用意しました。こちらをご確認いただき、ぜひお買い求めください。なお、電子版はカラー 書籍版は本文白黒(表紙のみカラー)となっております。
- プレスリリース
概要
「中国鉄道時刻表」は、中国国鉄11万キロ全線・全駅・全列車の時刻を日本の一般的な時刻表に近い路線別・時刻順のフォーマットで収録したものです。年1回刊行。中国現地では紙の時刻表は廃刊となっているため、日本の読者が手に取れるほぼ唯一の中国鉄道の紙の時刻表です。
列車時刻は、ビジネスによく用いられる北京ー上海の高速鉄道や、観光路線として知られるチベット鉄道を含め、中国の高速鉄道・在来線鉄道の全てを収録しています。2019年10月10日改正ダイヤに対応しており、昨年以来新たに開業した3800キロの新路線を漏れなく収録しています。今後も毎年3000キロのペースで新線開業が見込まれており、開業予定線の路線・駅情報も収録しています。時刻表には、中国国鉄公式の路線名やキロ程、信号場を掲載しており、基礎資料も充実しています。モスクワ行きを始めとする国際列車の時刻も掲載しています。
「中国鉄道時刻表」は、中国の鉄道を初めて使う人でも安心快適に利用できるように、列車時刻だけではなく、90ページにおよぶ懇切寧定な解説編を付しています。解説編の内容は、「中国鉄道入門」、「新線開業情報」、「索引路線図」、「営業案内」、「運賃表」、「車内案内図」、「中国鉄道旅行ガイド」、「きっぷ購入メモ」など多数にわたります。
「中国鉄道時刻表」は、中国現地でも高い評価を得ており、中国における高速鉄道の研究開発の第一人者である北京交通大学楊中平教授からの推薦文をいただいています。
目次
ページ | コンテンツ |
1 | 目次・推薦の言葉 |
2 | 中国鉄道入門 |
6 | 特集 中国いろいろ長距離列車 |
8 | 新線開業情報 |
10 | 本書について |
15 | 表番号総覧 |
18 | 国際路線図 |
20 | 索引路線図 |
31 | 国際・越境列車時刻表 |
34 | 中国国鉄時刻表 |
465 | 中国国鉄の営業案内 |
478 | 広深港越境列車の営業案内 |
480 | 国際列車のご案内 |
482 | 運賃・料金表 |
487 | 便利なICカードのご案内 |
490 | 中国国鉄旅客営業路線一覧表 |
498 | 中国電車型式総覧 |
500 | 中国電車車内案内図 |
511 | 中国鉄道旅行ガイド |
521 | きっぷ購入メモ |
522 | 中国語鉄道単語集・ 中国語音節表記対応表 |
524 | 編集後記 |
時刻表の特徴
掲載データの概要
中国国鉄11万キロ全線・全駅・全列車掲載。2019年10月10日全国ダイヤ改正に対応。2018年10月以来の1年間で新たに開業した3848kmに及ぶ新路線をすべて掲載しています。北京大興空港高速鉄道の時刻も収録しています。時刻データは、中国国鉄の公式情報を用いており、これを当会が自主開発したコンピュータプログラムで処理しているため、高い正確性を確保しています。
中国国鉄の示達データを収集・総括し、公式データに基づいた路線名・駅間キロ程・信号場・駅ごとの旅客扱い内容の情報を網羅しています。
駅名は日本漢字、中国語簡体字、ピンインのすべてを掲載しており、現地での書き方・読み方がわかるようになっています。
ロシア行き・ベトナム行きなどの国際列車についても時刻と路線図、営業案内を掲載しています。
新線開業とその他内容の拡充により、第4号の本文486pに対して今回は526pと、42p・第4号比8.2%のページ数増加となりましたが、価格は据え置きました。
読みやすい時刻表をめざした工夫
時刻表本体は、見やすさを旨として編集しています。中国では路線をまたいだ複雑な乗り入れが活発であり、相互の乗り入れ関係を加味した、流れのある時刻表構成としています。
中国では列車番号が旅客営業上のキーとなるため、列車番号の数字を太くしました。同じ路線に高速列車と在来線列車が乗り入れることが多いので、高速列車を太字とし、見分けやすくしました。他の列車に比べて特に速く、列車順序が前後しがちな直達特快列車、特快列車について、横に太罫線を配し、目立たせることで、時刻表全体を読みやすくしました。
時刻表の縦罫線は、裏写りしても両面が一致するようにすることで、閲覧時に目が疲れないよう配慮しています。ページの中での時刻表の配置を本のノドから遠ざけるように調整しているので、ノドの部分の時刻が判読しやすいほか、見開きでコピーしやすいよう配慮しています。時刻表の小口部にツメ見出しを設定し、7方面に分かれた時刻表を繰りやすくなるよう工夫しました。
見やすい路線図
索引路線図は、11万キロの中国国鉄全路線を11のページに拡大することで、都市部の密集する路線もわかりやすく表現しています。
未開業路線の情報を網羅的に掲載
中国では今後も年数千キロのペースで新線が開業する予定です。今回の時刻表では、編集委員会が収集・総括した情報に基づいて、未開業路線についても予定線として時刻表に掲載しました。今後の路線計画がわかる第一級資料です。
車両形式の情報を掲載
時刻表には、高速列車の車両形式の情報を掲載しています。
また、複雑な進化を遂げる中国の電車(CRH和諧号/CR復興号)の型式について、それらを簡明に解説した総覧を作成して巻末に掲載しました。
29の型式の高速列車の車内案内図を掲載しており、これは現在運用されている主な電車のほとんどをカバーしています。
中国鉄道旅行ガイドにおいて、電車列車の各座席について写真付きで詳しく紹介しました。
初心者の方でも安心の解説編
国鉄の公式情報を整理した「営業案内」を掲載しているほか、これを日本の初心者でも使いこなせるように解説した「中国鉄道入門」「中国鉄道旅行ガイド」などの独自コンテンツを用意しています。きっぷの買い方も詳しく説明しています。
香港行き高速列車、高速鉄道の営業案内も掲載しています。
中国の都市圏で使える国鉄のICカードについても案内を掲載しました。
受賞・メディア掲載の情報
島秀雄記念優秀著作賞
『中国鉄道時刻表』は、2016年8月、鉄道友の会が鉄道分野の優れた著作物に関わる功績を表彰する「島秀雄記念優秀著作賞」(特別部門)を受賞しました。鉄道友の会による選定理由の説明はこちらです。
商業紙掲載
2019年8月には、朝日新聞デジタルにて、「アジアで消えゆく鉄道時刻表 復活させたのは日本のテツ」と題して「中国鉄道時刻表」発行の取り組みが紹介されました。記事中では、「中国鉄道時刻表」発行の経緯や、編集メンバーが時刻表という存在に込める思いなどが紹介されています。